Concept
”線から立体へ”ときめきとともに
一本の線をつなぐことにより作ることができるアンカードルモンとカルトナージュ。
厚紙に線を書き、立体に作り、そこに好きな色や柄のお気に入りの紙や布などの素材を貼った時に感じる「ときめき」は格別です。
これらの伝統工芸を生み出したフランス人も自分で作る一点物のオリジナル性いっぱいの作品に、この「ときめき」を感じ大切にしているのかもしれません。
私のパリ生活は、これらフランスの伝統工芸によって、多くの巨匠たちの描いた作品のように、たくさんの色の美しさを思い出として保ち続け、また今もご指導頂くフランス人からたくさんの「ときめき」を感じています。
この「よろこび」と「愉しみ」、そして「ときめき」をより多くの方にお伝えしたい思いでいっぱいです。
レッスンでは・・・
熱心に受講して頂いているみなさまに、カリキュラムで習得して頂きながらも、一人ひとりの個性や好みを作品に表現して仕上がるよう、材料はご自分のお好みの物で作成して頂いています。
複雑なラインなどの作図は、テンプレートを使うことは殆どなく、
作図からご指導し、受講して頂いている時間をより充実した内容で習得して頂けるようにしております。
そして、熱心な受講生の皆様とともに
講座開講当初は、日本のお稽古文化にはない手工芸でしたが、フランスで出会ったこの伝統工芸を日本でも普及させたい熱い思いでスタートし、今日に至っています。
今も変わらいない思いに加え、これまでの年月で得た宝物は何よりも人との出会いの素晴らしさでした。
2024年スタートのプラスアッシュは、多くの素敵な仲間が集う場所になり、カリキュラムに基づいてのフランス額装やカルトナージュ作成は、表現の力を持った作品制作につながり、そして生活を愛する女性という立場から、謙虚に「美」を包み、紡ぐ心を優雅に活かし育んでいく、そんな人たちが増える社会につながればと願っております。
Profile
PLACE.H(プラス・アッシュ) 共同運営 / アトリエミラボー主宰
北野 三希代 (Kitano Mikiyo)
京都市出身
アパレルメーカーにて企画、デザイナー、パターンナーとしての経験から感性を磨きあげる事の楽しさだけでなく、平面を立体に創り上げる事の魅力を感じる。
パリ在住時にLʼEncadrement(アンカードルモン/フランス額装)とLe Cartonnage(カルトナージュ)を学ぶ。
帰国後、京都市パリ市友好記念周年を機会に LʼEncadrement(アンカードルモン/フランス額装)作品展を開催。
その後カルトナージュの作品も加え多くのメディアに取り上げられる。
2000年にフランス額装、2003年にカルトナージュの講座を開催し現在に至る。
2004年に日本ヴォーグ社より「はじめてのカルトナージュ」発刊
NHK文化センター、ヴォーグ学園等で多数の講座開講中
2015年より大阪市北区にてアトリエクラスオープンし、2024年3月に船場盛進堂に移動。
2024年6月、若松義子とのユニットで京都市上京区にギャラリーとアトリエをオープン。
PLACE.H(プラス・アッシュ) 共同運営 / アトリエミラボー認定講師
若松 義子 (Wakamatsu Yoshiko)
京都市出身
アトリエミラボー設立以降から、アトリエ及びフランス研修にて技能を習得し、カルトナージュや額装の愉しみを通して
日々の暮らしを大切にする芸術を共に伝え指導をしています。
2024年6月、北野三希代とのユニットで京都市上京区にギャラリーとアトリエをオープン。